三国志 横山版を読んだ人に質問です。関羽が呉に捕まる前に、寥化に上庸にいる孟達...

三国志 横山版を読んだ人に質問です。関羽が呉に捕まる前に、寥化に上庸にいる孟達と劉邦の二人に援軍を頼み、孟達が断った場面がありました。私は孟達の行動に賛成です。みなさんはどうですか？

私の理由は、関羽が立て篭もっている城には負傷兵ばかりの300名しかいないし、城の周りには、呉の兵３、４十万が出陣している。また、近くには曹操自ら４、５十万陣を構えているとのこと。

仮に、孟達たちの兵が5万いたとしてもこの包囲を突破して関羽のいるところにいくことは不可能だと思います、諸葛亮がいたらわかりませんが。

なので、孟達の判断は間違っていないと思います。

救援部隊としての援軍を出すべきだったと思います。



確かに孟達は関羽に対して遺恨がありましたが、軍事で国家の大事に関わることでは、

そこは黙視して、国家に忠節を尽くすべきでした。



確かに集められる手勢のみでは麦城からの救援に関しては難しいとは思われます。

しかし、宜都太守を任されるくらいの武将だったのですから、そこから更に馬を走らせ、救援を本国に求め、

魏や呉の牽制と援軍到着までの時間稼ぎは少しはできるはず。



相手が陸遜相手で、智謀では劣りますが、

孟達も名のある武将（徐晃を射殺したり、法正と劉備入蜀の策をめぐらしたり）ですから、

決して下手い戦いはしないはず。



とにかく、ここから蜀の経略が狂い始めました。

関羽を失うことは、荊州を失うことより大きく、蜀の衰退を招いた形になりました。

このとき、援軍を出していれば、、、と思います。

そもそも関羽戦死と荊州喪失に関する責任は、関羽の危機にも何の手も打たなかった劉備と諸葛亮にあります。質問者さんの言う通り孟達の立場からするとああするしかしょうが無かったんでしょう。もし下手に援軍を出して、それに乗じて魏・呉両軍が動くと上庸陥落と言う最悪の結果になった可能性もありますから。あの状態で孟達・劉封両名に責任を負わすのはどうかな・・・と思います。

蜀や関羽は好きなので大反対です

孟達らが援軍を出さなかったのはそれ以前に関羽と遺恨があったからとなっています。

それは別としても関羽は劉備の義弟で蜀の重臣ではあったわけです。

劉備の陣営では世間に名も通り刑州の司令官でもあったのですからそれよりも下位の孟達らは救援の姿勢だけでもとるべきだったでしょう。

具体的には軍勢を出し呉軍・魏軍を牽制するなどの手だてはしないと問題になるでしょう。