2012年3月29日木曜日

三国志〔演技について〕 三国志にでてくる武将が使っている武器セイリュウエンゲツトウなどの...

三国志〔演技について〕

三国志にでてくる武将が使っている武器セイリュウエンゲツトウなどの重い武器は実際に存在したんでしょうか

武器の種類を見ていると50kgとか40kgとかありえなさそうな重さの武器を振り回したり

首を切ったりできるんですか?







演義設定なので存在しません。



関羽の『青龍堰月刀』、呂布の『方天画戟』も、

元代から明代(三国時代から800~1400年後)

にかけて開発された武器といわれています。



張飛の『蛇矛』はかろうじてありましたが、実際使った

かは定かではありません。



参考にした過去の回答

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326179848



ちなみに重量に関しては。

明の時代の82斤だから48キロという解釈と、

漢の時代の82斤だから18キロという解釈がありますが

証明する現物がありません。



そこで現代の競走馬の限界負担重量を調べました所、

54キロ~74.5キロとのこと。もちろんそりを曳きながら

力を争うばんえい競走用の馬でしたら480~1000キロは

可能のようですが、馬に乗る利点である速さは失われて

しまいます。



そこに武将自体の体重を加算しますと、18キロ前後の方が

馬の速度をあまり殺さないので現実的でしょうね。

重量武器も当たらなければ意味ないですし。

そのために動きが鈍くなっては敵のいい的です。

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