三国志に詳しい方、
横山光輝さんの漫画の三国志を読んだ感想をお願いします。
このコミックによって、中国史の面白さに目覚めさせられました。
私の若い頃には、中国史に関心ある人なんて、ほとんどいなかった。今の若い人と違って、私が読み始めた頃は「三国志という人気ある題材があって・・・」と周知されていた時代ではなかったので、感じ方は異なるでしょう。
むしろ、この作品以降、アニメや人形劇、ゲームになって知名度がドンドン上がってゆくさまを目の当たりに見られました。
だから無知な若い人が、したり顔で「三国志は、昔から有名で人気があるんだ」とか浅薄な知識で言うのを見ると、不快なんですがね・・・。
横山さんは歴史をオトナも読めるコミックにしたいと考え、昔から努力されてきた方です。「黒田官兵衛」や「山本勘助」も劇画化してますし、大作「徳川家康」などもありますね。
そういう意味では手馴れたものです。
ただ、執筆当初「日中国交回復以前」であったため、資料が手に入りにくかったようです。
様々な中国史の知識を見につけた今から見ると、間違いが目立つという部分もあります。文庫化のとき、だいぶ直したらしいんですが。
例えば、関羽の青龍エン月刀の形が分からず、ただの剣を持たせていたり(「剣」と「刀」はちがいます)、辮髪のデブがドラ叩いていたり(この当時辮髪の人はあまりいませんし、進撃の時は太鼓、退却がドラです)・・・。
なんと言っても「孔明大論陣」で、孔明が間違いだらけの中国史を語るのが笑えます。
原作の吉川英治の間違いだろう、と思っていたらなんと、「演義」の段階ですでに間違っている・・・ということを発見して驚きました。
別冊宝島「ボクたちの好きな三国志」にも指摘されていたことですが、作者が老齢のため「絵柄やストーリーが古臭い」と言う面は否めないですね。特に後半はタッチに勢いが弱くなり、動きがなくなってしまっています。初期は結構ドラマチックに描かれているんですが。
それでも、完結されている、という点でこの漫画を越える三国志はまだ、ないでしょう。比較は完成されたとき、初めて問えるものです。
少しだけ読んだ事があります
赤壁の辺りまでですかね
漫画の中では1番読みやすいと思います
(´・ω・`)あの独特の作風が好きですw
小生は小学生の頃読み、ほぼスタート地点です
後になって孔明死後の扱いが
(・∀・)すごいおざなりなことに気づきましたw
呉なんてほとんど触れられてないですし
光輝漫画が好きなだけに
もっといろんなとこに触れて欲しかった・・・
そして
陳宮の顔が変わりすぎですw
まさに、爆笑
これほど笑える三国志はないですな
吉川英治を原作としていると聞いたので、悪いイメージしかなかったのですが
笑える。笑える
特に、『げえ、孔明』という台詞にははまりました
私が読んだのは、学生のときですね(高校生ぐらいのときでしょうかね)
三国志自体私はそれまで知りませんでしたが、この本を読んで興味を持つようになりました。
漫画ですし、はじめて三国志を読まれる方にはとてもはいりやすいのではないかなあと思います。
ただとても長いので、時間に余裕のある方じゃないと無理かも・・・・と言うのが私の感想ですね。
内容について感想を言うのなら、三国志演義というものがこの本の題材になっています。
正史とは若干異なるようですが、読み物としては非常によく作られていて、読み応えはありますよ。
全体を通して劉備が主人公のように描かれているのも特徴でしょう。
後半は劉備が死に諸葛亮孔明が主役になりますね。
最終的にはあっさりとした終わり方なのでそこが気になりますね苦笑
歴史的にはその続きがまだまだありますからね。
その後、正史(文字だけの分厚い本です)も読みましたし、他の漫画も見たりしましたが、やはり王道は横山光輝さんの書いた本だと思います。
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