三国志の名言、「君に事えてその本を忘れざるは、天下の義士なり」の意味を教えて下さい。
今風の言葉にすると、「主君に仕えてその本分(恩義)を忘れないのは、さすがに天下に名高い忠義の男だ」
曹操は関羽を自分の配下にしようと破格の厚遇をした訳ですが、
関羽は、「私は兄者と共に死ぬことを誓った身であるから、貴方の元を去らねばならない。
しかし去るからには曹操殿のご好意に報いてからにしたい」と、はっきり仕える意思がないことを告げました。
それを聞いた曹操が感嘆して関羽を褒めたたえた言葉ですね。
劉備にも、その敵である曹操にも礼節を尽くす、正に男の中の男であるというエピソードです。
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