三国志の関羽についての質問です。関羽に係わる格言や諺がありましたら教えて下さい。
ちょっと御質問の意味がわかりにくいのですが、関羽の名言を教えて、という質問でしょうか。
『三国志演義』になりますが・・・
呉に敗れ麦城に籠城している時、降伏を勧めた諸葛瑾に対していった言葉。
「玉可砕而不可改其白,竹可焚而不可毁其節」
「玉は砕き壊すことができても、潔白な本質を変えることはできない。竹は燃やすことができても、その節を壊すことはできない。」
要するに「たとえ死んでも主君に対する忠節を曲げることは無い」という意味です。
関羽に関する諺というのも、どういうのを求めているのかよくわからないのですが・・・。
中国で使われている関羽に関する成語をいくつか。
日本で使われているかは分かりません。
「身在曹营心在漢」
「身体は曹操の陣営にいるが、心は漢にある」ということで、「心ここにあらず」「何かをやりながら他のことを考えている」みたいな意味です。
例えば
「あの子は今、恋愛しているけど、『身在曹营心在漢』って感じだよね。本当は前の彼氏が忘れられないんじゃないの」
「敗走麦城(走麦城)」
(麦城に敗走する)
絶体絶命の窮地、ピンチに立たされた状態のことです。
例えば、会社が倒産して、借金抱えて、妻に逃げられ、やくざに脅され、夜逃げを考えている元中小企業社長を指して「可哀そうに、あの人は、まさに『敗走麦城』の状態だ・・・。」
「過五関斬六将」
(五関を過ぎて六将を斬る)
たび重なる困難を乗り越えることです。
例;「あの会社に商談に行くとあそこの社長、いろいろ難題を出すんだよなあ。まあ、毎回解決してくるけどね。今回のプランも本当に『過五関斬六将』って感じで、やっと採用までこぎつけたよ」
御質問の意図と回答内容が異なるようなら、コメントで補足ください。
関羽は、曹操の軍門に降ったときに、如何なる金品も受け取らなかったのに、呂布が所有していた随一の名馬、赤兎馬だけは喜んで拝領していますね。
現在日本に存在する「関帝廟」は、関羽を祀ったものです。
確か、商業の神様として祭られていたと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿